2010年03月09日

東スポVS日経 再び

とうとうカズヨちゃんとリカちゃんが激突した(ことになっている)。
先週紀伊国屋サザンシアターで2回目?の公開バトルが行われたそうだ。

でもちゃんとバトルになったかなぁ?

 ・・・・・・・



「うぅー、寒いぃ。ちょっとそんな早く歩かないでよ!」
「寒いから早くなるんだよ。」

最高気温5度の予報。
冬に逆戻りだ。

「こっちは、早く行ってもホームで待つだけなんだから」
「あっそ。じゃぁ、ゆっくりさせてもらいましょうかね。」

朝7時前、駅の改札を通り、
ゆっくりと下りームに向かう娘。
上りホームに向かうため、
「じゃぁねぇ」と別れる。

上りホームに向かう階段の下で足を止める。

そして、向きを変えて改札を出た。

ゆっくり過ぎて上り電車が出発した音が聞こえたからだ。

いや、電車に乗れなかったからといって改札を出るのは理屈に合わない。

改札の外にある売店で『アエラ』(朝日新聞出版)を買うために一旦駅を出たってのが正しい。

 ・・・・・・・

昨日の夜、朝日新聞で『アエラ』の広告を見た。

「えっ、早すぎるよぉ・・・。
まだ、ちゃんと考えてないんだけど・・・」

《カズヨちゃん×リカちゃん再び論争》

仕方ない・・・、読まないと・・・。

ということで発売2日目に『アエラ』購入。
(ちなみに日経に『アエラ』の広告はなかった。)


もともと宣戦布告したのはリカちゃん。

『しがみつかない生き方』(幻冬舎新書)で名指しでカズヨちゃんに喧嘩を吹っかけた。

さすがプロレス好きのことはある。

その反論書『やればできる』(ダイヤモンド社)が昨年11月に発刊。

ところが、この『やればできる』、反論書になっていない。

言いたいことを言っただけという印象。

読み終わって「リカちゃんの勝ち」って直感で思った。
この本は『しがみつかない生き方』に共感した読者からは、
逆に嫌悪される。
読者層を意識していないのではないかとも思った。

などと思ってるうちに
『勝間さん、努力で幸せになれますか』(朝日新聞社出版)
っていうオブラートに包めなくなってしまった題名で激論?が本になった。

で、感じたことは・・・・。

(もっとゆっくり考えたかったのに・・・、
ちょっと「再び」が早すぎなんだよなぁ)

まず、「努力」の定義が違う。
同じ言葉を使っているのに意味が違うのでかみ合わない。

リカちゃんの<努力>は文字通り<努めて力を出す>。
つまり、パワーが必要で疲れるし、嫌だって言っている。

カズヨちゃんの<努力>は、
実は一般的な<努力>じゃ無い。

だから「楽しい努力」「辛い努力」と使い分けている。
そして「辛い努力」はするなって言っている。

言ってること同じじゃん。

それから、二人とも気がついていると思うけど
それぞれが対象としている人たちが違う。

カズヨちゃんの本来の読者層あるいは普段接している人たちは
<2・6・2>の上の<2・6>の境界周辺以上、あるいは<6>の半分から上の人たち。
そしてリカちゃんは
<2・6・2>の下の<2>、あるいは<6>の半分から下の人たちだ。

他の言い方をすれば、
カズヨちゃんの言っていることが理解できる人は「自己肯定感を持った人たち」で、
リカちゃんが問題にしているのは「自己否定感を持ってしまっている人たち」だ。

ところが、
カズヨちゃんは自分の読者層を知ってか知らずか、
全階層に「(楽しい)努力で幸せになれるのよ」って説いている。

間違ってはいない。

しかし、
自己否定感の原因になっている環境や努力が報われる絶対時間を無視しているので
「自己否定感を持ってしまっている人たち」を中心に
「(辛い)努力しても幸せになれないっ」って悩む人がいっぱい出てきている(そうだ)。

それをリカちゃんが問題にしているのだ(と思う)。

ちなみに<絶対時間>って何かって言うと<10万時間ひとつのことをやり続けると一流になれる>ってことを表した言葉。
10万時間って10年以上です。
だから早く始めろってカズヨちゃんは言ってます。
これも正しい。

もちろん一流になる必要が無いならそれなりの「(楽しい)努力」で良いってことだろうけど、
「(自己否定感を持ってしまった人が)(辛い)努力を続けていて幸せなの?」
「(自己否定感を持ってしまった人が)(辛い)努力を無理して続けると精神的に病むんだ」ってリカちゃんは言っいて、
カズヨちゃんは
「でも(楽しい)努力しない人は幸せになれない」
「(楽しい)努力をする人は幸せになれる」って反論する。

書いていてもなんだかわからなくなってくるほど、かみ合わない。

「やる気や能力は(楽しい)努力で開発できるのよ。(楽しい)努力のプロセスは楽しいのよ。」
「私は、別に(辛い)努力しなくても今のままで十分幸せなんですけど」

・・・・・・・・・・・・

同行営業の彼に娘にかけた言葉と同じことを言ってみた。

「寒いからさ、早く歩かない?」
「何言ってんですか?寒いからゆっくりでしょ?」
「そうかなぁ?」
「そうですよ。雨が降ってたら別ですけど。」
「今日は降るってよ。」

価値観が違ったり、
そもそも前提が違ってたりすると意見が合わないんだよなぁ。
それって対立かなぁ?

あれっ?

そういえば去年(今年の初めかな?)、
二人の対談(激論?)が気になったのは、
もっと別のことを思ったからだったような・・・。

問いが定まらなかった理由は何だっけ?

・・・・・・・・・・・・・・

帰り道。
駅を出る。
午後からの雨がとうとう雪に変わっていた。

「雪か・・・。たまにはいいか。」

傘を差さずに雪の夜道を歩いて帰った。
posted by 一丁目のせいちゃん at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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