2010年03月06日

その嘘は、罪ですか?

「アカデミー賞どうだった?」

「太陽が作品賞で、剣岳が6冠。」

「カカカ、外れたね!」

「そんなことないよ!
主演女優の松たか子と助演男優の香川照之でしょ・・・、
それから監督賞とアニメーション・・・」

「監督賞とアニメーション?
ブログに書いてないけど?」

  
「でも予想してました。」

「何とでも言えるねぇ。」

「でも『沈まぬ太陽』はなぁ・・・、
剣岳が取るんだったらわかるんだけど。
それになんでディア・ドクターの評価が低いかなぁ」

「6冠の剣岳が作品賞取れないんだ・・・。
それにしても、そんなにディア・ドクターって良いわけ?」

「ノミネート作品の中で唯一のオリジナルなんだよねぇ。」

「それだけ?」

「原作の評価とか知名度の高さと映画って関係ないでしょ?
純粋に映画で評価しないと。」

「ふーん。
それで他の作品は駄目で、ディア・ドクターは純粋に映画として最高ってわけ?」

「そういうことじゃないんだけど・・・。みんな凄い作品だよ。」

「じゃぁ、『剣岳 点の記』を予想しなかったのは何故?」

「芸術っていうか文学って言うか・・・、
確かに凄いんだけど、
それに引きずられないようにって思ったら
『ディア・ドクター』になったっていうそれだけの理由です。
剣岳だったら納得したんだけど・・・」

「ふうん。」

「あと、医者のあり方とか地域医療の現状とかを、ほのぼのとした内容で万人にわかり易く伝えてるわけ」

「だから脚本賞なんでしょう?」

「鶴瓶の演技も自然で、
それでいてあやしさや人間くささが観ている側に伝わってくるし、
余貴美子の演技も<さすが最優秀助演女優>って感じ。」

「ん?助演女優は室井滋って書いてなかった?」

「そうだね。騙されたかなぁ。女優は騙すのうまいから・・・」

「室井滋に、どう騙されたの?」

「だましたのは余貴美子・・・。
看護婦ってさ、現実もそうだけど本来助演なんだよね。
でもいないと成り立たない。」

「はぁ?」

「人によっては医師より修羅場をくぐってきているでしょ。
だから医者より的確な処置をする手順を知ってる。
でもやっちゃいけない。」

「・・・」

「あの村支えているのは実は余貴美子だってこと。
別の言い方をすれば、
『ディア・ドクター』・・・、鶴瓶だね、
鶴瓶をを支えたのは余貴美子だったってこと。
気がつかなかったけど。

気胸の処置シーンの余貴美子の演技は最高だった・・・。

主演を食っちゃいけないし、
でもわからないように表に出ないといけない。
だから、最優秀助演女優は納得だな。」


「ふぅーん。そういえば新人賞って最優秀無いの?」

「そうみたいだねぇ。最優秀があれば岡田雅生だったろうけど」

「最優秀なくてよかったね!外れる確立高いしぃ。」

「はぁ?
・・・、でも、色即ゼネレーションでミュージシャンの渡辺大知が新人賞とったでしょ。」

「そうなの?」

「・・・、そうなのよ。
で、ちゃんと評価してるんだなって思ったね」

「どういうところが?」

「作品は作品だからあまりケチつけちゃいけないけど、
色即の出来は良くないだよねぇ。」

「そうなんだ。」

「なんていうのかな、つまんないんだよね。
高校一年生の夏の青春ものなんだけど、
ストーリーもありきたりだし・・・。

五感に訴えてくるもの、
高1の汗臭さとか夏の暑さ、海の匂いなんか・・・、
それがないんだよね。

撮影期間の天候のせいもあるだろうけど。

同じ青春ものの『おっぱいバレー』と比べちゃうと観られない・・・。

そのなかでもきちんと個人を評価したってことは、
アカデミー協会が作品に左右されずに個人を評価しているってことでしょ。」

「なるほど。」

「そういう意味では、渡辺謙の最優秀は納得です、はい。
鶴瓶を予想したのは期待だから。」

「期待?期待で評価しちゃうの?
そういうの良いわけ?
事実で評価しろっていつも行ってるんじゃないの?」

「いけない?
評価してるのは映画。
人事評価じゃありません。
映画って娯楽だから好きにやっていいんだって。
去年も言ったかな?」

「予想を外したことの最高のいいわけだね。
さすが言い訳太郎!」

「言い訳なんかしてないだろうが!」

「で、ブログのタイトルどうするの?」

「ブログ?」

「書くんでしょ?ブログ」

「あっ、そうね。予想したし・・・。そうだなぁ・・・よし、《二人のカンナ》ってのはどう?」

「二人のカンナ?」

「そう。20世紀少年と少年メリケンサック。遠藤カンナ(平愛梨)と栗田カンナ(宮崎あおい)。ね、二人のカンナ。」

「・・・、なんか意味あるの?」

「意味?意味なんて無いよ。
意味が無いと駄目なわけ?
あっ、あおいちゃんは<かんな>だった・・・。」

「まぁ、ブログだからなんでもいいけど・・・後でわかんなくなっても知らないよぉ。」

「それとも<人事評価はディメンションを意識しろ!>とか<ハロー効果>とか・・・それとも<アカデミー賞における認知バイアス>なんかにしちゃう」

「どうぞ、ご自由に。」

posted by 一丁目のせいちゃん at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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