2010年02月07日

定まらない問い

節分・立春と時が過ぎていく。
今年も1ヶ月以上過ぎた・・・。

この1ヶ月、考えていることがある。
答えは出ていない。
というより、何が問いなのかも曖昧だ。

で、うだうだやっているうちに今日になった。

ついでに髪の毛も伸びた。

床屋行こう。
 
  
 
「こちらへどうぞぉ」

シャンプー台に横たわる。
「寒いですよねぇ。今日は風も強いしぃ」
いつも無口なシャンプー専門のお姉さんが饒舌だ。

オーナーから、
「いつも無愛想だからなんかしゃべれっ」て言われた?

シャンプーが終わった。

鏡の前の席に移動する。

前の客が帰り、
ついていたテレビが消されビデオに切り替えられた。

カットの間は、
ほとんど目を閉じているし、
見るために少し横を向かなければならないので、
別にそのままの番組でもいいのだが、
この客ならこの番組と決めているようだ。

NHKの大人のドリル。
留学の話をしていた。

「カットの世界でも留学ってあるんですか?」
と聞いてみる。
「ありますよ。」
「行くとなんか違うんですか?」
「技術は学べるでしょうねぇ。
でも、向うの人と日本人では髪質がぜんぜん違うんですよ。
だから同じ技術が役に立たないことも多いそうですよ。」
「へぇー。
そういえば、外国の人来ないんですか、ここ。」
「知ってます?
近くに東南アジア系のパブがあったでしょ。
そこの子たちが来てましたよ。
いまなくなっちゃいましたけど・・・」
「東南アジアですか。
日本人と髪質は同じなんでしょ。」
「いやぁ、やっぱり違いますよ」
「そうなんですか」
「でね、その子たちは一人では来ないんですよ」
「一人で来ない?」
「不安なんでしょうねぇ。
日本語しゃべれませんから・・・。
で、一人カットするのに3、4人一緒についてくるんです。」
「へぇー」
「もう、そのときだけは東南アジアになっちゃいますね、ここ。
現地語が飛び交って・・・。
楽しそうだけど、日本語が通じない。」
「一日中ですか?」
「一日中?」
「えぇ、順番でカットするんでしょ?」
「ハハハ、カットは一人だけですよ。」
「一人だけ?」
「そう。その子が帰ればみんな帰っちゃいますから。
で、二度と来ない。
3ヶ月ぐらいで国に帰っちゃいますからねぇ。」
「そうですか・・・」
「最近、近くで黒人さん見たんですよぉ。
来たらどうしようかって考えちゃうんですよねぇ。
どうやってカットしていいかわかんないですから・・・。
これでいいですか?」

鏡で後ろをチェック。

「いいですよ(どうでも)。ありがとうございました。」

・・・・・・・・・・・・

店を後にした。

あのことは聞かなかった・・・。

自分の中でも問いが曖昧だ・・・。

何と何が対立しているのか?
本当に対立しているのか?

もう少し考えてみるか・・・。
















posted by 一丁目のせいちゃん at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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