2009年06月11日

遠くのジャイアン 近くのジャイアン

「ねぇ、ドラえもん、宿題片付けマシーン出してよぉ。お願いっ。」

「宿題ぐらい自分でやらないとね」

「違うんだよっ!
ジャイアンにやっとけって言われてさぁ。
やらないと大変なことになっちゃうんだ!」

「って、とてもそんなふうには見えないんだけど・・・」

のび太とドラえもんは寝っころがってマンガを読みながらドラ焼きをほおばっている。


「へへぇ。ジャイアンは今旅行中なんだもんねぇ。
まぁ、しばらくは帰ってこないんじゃないかなぁ〜♪」

「でも、やらないと怖いよ〜。」

「まぁ、そのうちね」

「約束の時間まで30分か・・・。
早くやったほうがいいよ。のび太くん、んぐ・・・。」

「後30分って何?」

「のび太くんには言うなって言われてたんだけどぉ・・・、
どこでもドアで・・・」

「どこでもドアで?」

「ジャイアンが・・・」

「う、うそでしょ!な、なんでぇ!」

「ドラ焼きくれるっていうから・・・、
約束しちゃったんだ・・・、ゴメン・・・。」

「えぇー!なんでぇ!返してきて!」

「もう君のおなかの中だよ・・・」

「うそでしょ!うそって言って!
ドラえもん!どうすればいいんだぁ!!」

「だから、さっさとやればよかったのに・・・。」

「だって、まだ時間があるはずだったんだもん!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

関東が梅雨入りして2日目。
朝、雨が降っていたが午前中であがった。

高層ビルから微かに東京湾が見える。

「やっぱり、納得いかないんだよね。理屈に合わない。」

「そうですか?」

「やる気がないのでやりませんでしたっていうのは理屈にあってるんだけど、
やる気はあるけどやりませんでしたってわかんないんだよねぇ。
やっぱり、やる気無かったんでしょ?」


前回のブログのの彼に改めて聞いてみた。

「この前、本の話が出ましたけど、読みたいなって思って買うんですよ。」

「でも、読まないんだよね。」

「いつかは読みたいって思うんですけど。
でも、眠いなって思えば寝ちゃうし、遊びたいなって思えば遊びに行くんです。」

「優先順位が低いわけだ。」

「そうなんでしょうね。」

「もしかしたらさ、それ自分の興味がある本じゃないんじゃない?
例えば、仕事に役に立つだろうって思う本とか・・・。
心から面白そうって思ってない。
好きな本だったら徹夜しても読むんじゃない?
仕事の能力を上げたいとかって思って脅迫観念で買ってるって感じかなぁ。」

「どっちかって言うとそうですね」

「なるほどね。わかった。
やる気の捉え方が違うんだね。

気がすすまないけどやったほうがいいかなって思っている
イコール
やる気がある、なんだ。

納得。

それじゃぁ、やる気あってもやらないよねぇ。

でもそれは、やる気があるって言わないと思うよ。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

やらないといずれジャイアンという恐怖がやってくるが、まだ先だ。
確実にやってくるとは思うが、現実感がない。
当然、やりたいなんて思っていない。
そういう心理状態では行動の動機付けは低い。

彼はそういう状態で計画を立て、結局計画倒れになりかけている。

なぜ、彼が計画通りできないのか、その原因がわかった。

原因がわかれば対策は立てやすい。

よし、次はあの話でもしてみるか。



 

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posted by 一丁目のせいちゃん at 22:41| Comment(1) | TrackBack(0) | モチベーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ハードルが高すぎる時は、モチベーション下がる気がします。
〆切効果多用の私は、次回楽しみ!
Posted by 桜餅 at 2009年06月15日 01:14
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